なにわ女の移住奮闘記 ~長野県大町市へ~ › 2021年01月11日
2021年01月11日
移住1周年、「移住」の正直なお話と「移住」に必要な要素とは
昨日、1月10日は「移住一周年記念日」でした(笑)
あっという間、やっと
どちらもありの1年間
なのでちょっぴりご馳走と日本酒でお祝い
普通に生活している毎日なのですが、
どこかまだ
旅行にきてる感じがあります。
ここで生活しているという実感がわかない
という気持ちかな
移住者は思ったよりもたくさんいらっしゃいます。
ほんと皆さんにお世話になりながらの1年間
感謝です
この1年
コロナもあって
おそらく大阪にそのままいたとしても
大変だったでしょうね。
「移住」というものが
「タイミング「」と「思い切り」が
とても大きな要素なんだということ!!
お伝えしたい。
うちの場合、ある意味 いきなり移住してしまいました。
そして、
~食べてくためになんとか仕事みつけなあかん~
的に、夫が仕事をみつけ今の仕事
そして、
私はスノボで骨折して入院
そのあいだにコロナがあれよあれよと拡大して
~今なにか起業してやるって・・・・~
~無理やね~
もともと起業したいと思い移住してきたのですが
結局、雇われのお仕事をみつけ
仕事に行っています。
これ、一番思ってるのが
骨折してなくて
うまいこと物件があって
お金つぎ込んで
トントン拍子に
起業していたら大変なことになってた。
だって、観光業の起業を考えてたから
コロナ渦の今
観光客はほとんどいません。
「黒部立山アルペンルート」も大変だったと思います。
ある意味「観光」は脆弱な産業なんだなと実感しました。
また、もし1年後の今だったら
逆に「移住」は不安定な要素が多すぎて
移住してなかったかも
だって
~こんな景気悪いのに仕事ないよね~
~外にでれないのに知り合いできないよね~
と考えたと思います。
なので
ある意味
すごい時期に「移住」したと思ってます。
「タイミング」ってあります
そしてもう一つ
「思い切り」はとても必要
安全パイを追いかけていては
移住生活
楽しくない!
でしょう
とりあえず
・いろんなものに顔を突っ込む
・知らないことや知らない人に積極的に出会う
~エイッ~って片目をつぶって入っていける人
向いてるとおもいます(笑)
想像したことと違う
そんなことが日々ありました。
いちばんは「人」「性格」
おそらく大阪って特殊で
「フレンドリー」指標がMAX高い
そこで
営業ウーマンとして
フレンドリーな方々に囲まれて暮らしてきたため
違いがやばい感 ありありでした。
(皆様感謝しています)
ここで出会った
~挨拶してもニコリともしないおじさん~
~お店はいって目があってもいらっしゃいと言わない店員~
車の運転も
世の中では「なにわ」ナンバー怖いみたいに言われてますが
そんなことありません。
~制限速度50キロの雪道を70キロで抜いていく車~
~ピタっつと後にくっついて走ることが普通の車~
毎日、出会ってます。
それも
うちには「なにわ」と「松本」二つのナンバーがあるのですが、
びっくりするくらい
「なにわ」ナンバーの時と「松本」ナンバーの時
周りの車の態度が違います。
あきらかに「なにわ」怖がられてる
わらうわあ
会社にいたっては
一番差があると感じること
「コンプライアンス」
以外でしょうが
「男尊女卑」が強く
びっくりする場面に出会うことあります。
例えば、会議の時に 男性女性混在で座ってるにもかかわらず
「男性」のみまず意見を聞かれることありました。
~え???どうして??~
他には、
就業規則があっても守っていない
サービス残業等はあたりまえ、
昔からのやりかただからそれが普通
地域貢献
人材育成
自然保護
など
大きな会社で仕事している経験がない方が多いため
「コンプライアンス」の意識がない
昔の日本でした びっくり
都会と地方はこんなに違うんだと痛感
けど
ある意味
そこにビジネスチャンスもあると考えます。
「うん、そうだよね~」と思うあなた
是非、移住して田舎においで下さい。
嫌われるかもしれないけど重宝されます。
そういう人が必要だと心から思います。
このままでは
日本の田舎はつぶれてしまう
最後に
子どもたちに教育について
都会との格差がとても大きいと思います。
教科書も作ってる会社で
学習塾運営での仕事もしてた私としては
ひとことでいうと
子どもかわいそう
せっかく自然に恵まれて
それを生かした将来もあるのに
親が生活に一生懸命すぎて
子どもに学ぶことの大切さを伝えていない。
学校のレベルも高くありません。
冗談ではなく
このままでは「外国資本」に
きれいな水や観光資源、
土地も会社も渡ってしまいます。
移住したからわかったリアル
すべての地方が抱えてる問題なのでしょうね。