なにわ女の移住奮闘記 ~長野県大町市へ~ › 2020年01月27日
2020年01月27日
偶然のおそろしさ(笑) この場所に決めた訳 ②
引き続きです。
この写真が「長野県大町市」のJR信濃大町駅から続くながーい商店街。
去年秋、大町市の移住担当者に町の紹介をしてつれてまわってもらったとき、お昼ご飯にぐうぜん古民家を改装した京都の町家のような素敵なお食事場所によりました。
中庭も純和風で、外国の方も見に来るようなドラマにでそうな建築物。
おかみさんも○○美人 素敵
そこで、なんとなくおかみさんと会話
「大阪から移住したいなって色々見て回ってるんです」
「私 起業をしたくって、できれば小さな旅行会社や観光系の仕事をしたいとおもっています」
「こんな素敵な物件残っているんですね」
年末までは九州のとある島の農作物の販売ルートをつくったり、お土産を作って売ったり、体験ツアーのコーディネートをしたりと
もともと知らなかった島の地方創生などのお仕事にかかわってきて、地方の人情や景色、もののすばらしさを伝える仕事をしてきたその経験がやくにたたないかなと。
ちょうど時間がゆっくりしていたこともあり、話し込んでしまったのでした。
すると、
「ちょっと待って! 時間ある?」
「電話してみるね」
どこになんの電話しているのかもわからないまま、
別の方とお会いすることとなりました。
(今考えても不思議です)
食事をおわり、近くの空き物件に案内されて
「ここも明治時代の古い建物なんです」
「改修したらすてきになると思います」
・・・(ほんとそうですよね)
「この方が持ち主です」
・・・(もちぬし???)
えっ え~~~っ
こんな簡単に物件紹介してもらえるん?
不動産屋さんでもなく知らない人に
持ち主さんはこれまた素敵なマダム。明るくてすぐに仲良しになってしまったのでした。
この日から、大阪に帰っても
どちらからともなく電話したり、大町市のイベントや市報の情報誌を送ってきてくれたり
また、12月は
「りんごおいしいのあるから送るね~」とリンゴが箱で届き
いつの間にかえらい仲良しになってました。
年も違うのはですが、気が合うというのはこういうものですね。
北アルプス界隈の7自治体を回り、どこも素敵で逆に決めることもできずだらだらとして 現実に移住するという感じではなかったものが、
このお二人の出会いにより、加速度的に一挙に「移住」というものが現実化したのでした。
おそらく
「いつ引っ越してくるの~~?」というこの言葉が一番こころに響いた気がします。
”どうなるかわからへんけど いってみよか”
ほんと何がきっかけとなるか自分でも笑ってしまいますね。